日本人は桜が好きです。その名前を借りて、大人気になった芝桜。なんだかそんな日本人気質につけ込んだ詐称のような気もしますけれど、しかし広大な範囲に広がる芝桜は壮観です。
でも芝桜って桜みたいにどこにでも咲いているわけではなく、また少しだけ咲いていても全く見栄えがしません。
有名処はほとんど車でないといけない場所が多くて不便です。
すぐ近くに行って観るわけには行かないんで、わざわざ出かけていくわけですが、この時期になるとおなじことを考えている人ばっかりなので渋滞に巻き込まれるのが難点ですね。
目次
芝桜は桜とは全く関係がない
芝桜(シバザクラ/学名:Phlox subulata)は原産は北アメリカで、またの名でハナツメクサ(花詰草・花爪草)とも呼ばれます。ハナシノブ科の多年草でフロックスの一種です。
桜は「バラ科」ですから、全然関係が無いですね(・_・;)
花の形がサクラに似ているのということですが、桜のように木に咲くわけでもなく、地面を 覆って育つわけなんでそれがどうして桜という名前を獲得したんでしょうか。
不思議ですね。でも解説書を見てもネットを見ても芝桜という名前の由来はあくまでも花の形が似ているからだと。それしか書いていません。そもそも誰が名付け親なんでしょうか。
シバサクラはもともとは地味な花です.4月から5月かけて赤や桃、白、紫または青などの小さな花を咲かせます。ですから花壇の縁取りやグラウンドカバーなどによく使われます。
なぜそれがここ20年以内に主役に躍り出たのかぜひとも知りたいものです。
わたしは最初に芝桜を見に行った時に全く別物じゃん、桜じゃねえよ!となんだか裏切られたような気がしたものです。
でも芝桜には芝桜の良さがありますので私はそんなこと言いながら毎年見に行っています。
あれは庭にあって脇役としてはなかなか優れたものでした。でも主役を張るほどのものではないと思っていたんですが、広大な平地一面に敷き詰められたように咲く芝桜は見応えが桜とは全く違いますけれどね。花の絨毯。素晴らしいです。
富士芝桜まつりあれこれ
見頃はいつか?
「富士芝桜まつり」は富士本栖リゾートにある芝桜のじゅうたんを観るお祭りです
首都圏最大級の芝桜を誇る80万株が植えられていますが、2008年から新しい観光用の目玉として始められました。
しかしこの富士芝桜まつり。
芝桜の名所は各地に有りますが、日本の象徴富士山を背景にして芝桜の絨毯を観ることが出来る場所はここ以外にありません。
その素晴らしさは圧巻です。
ただ花が開いていないと全く行く意味がなくなります。
期間中でも全く花が咲いていないと入園は無料ですが、それだと行く意味がありません。気候によっては開花が遅れたりしまうので、確認してから出かけて行ってくださいね。
また開花期間が短いですので、そのせいか「富士芝桜まつり」の期間はものすごい渋滞に巻き込まれがちです。
アクセスについて

引用元
http://www.shibazakura.jp/access/#
車で出かける場合
本栖湖リゾートへのアクセス
富士芝桜まつりの会場となっています本栖湖リゾートは国道139号線沿い。
東京から富士芝桜まつりに車で行くには、中央自動車道からのルートと東名高速道路/新東名高速道路からのルートがあります。
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引用元
http://www.shibazakura.jp/access/#
渋滞には気をつけて
中央高速道路からのルートでは東京方面からですと本栖湖を越えた先に富士芝桜まつりの会場がありますので進行方向右側にあります。
そのため国道139号線から会場へは右折での進入となります。
渋滞でインターを降りたあとは現地までは通常の倍以上かかる上にこの右折待ちをすると更に1時間程度待ち時間を費やします。
また会場内の駐車場がいっぱいの場合には近くの?臨時の駐車場に止めさせられ、そこからシャトルバスで会場に行くようになる場合もあります。
東名高速道路→新東名高速道路からのルートでは東名高速道路 富士IC・新東名高速道路 新富士ICで降り、国道139号線で本栖湖方面へ。
富士芝桜まつりの会場本栖湖の手前です。
いずれ「富士芝桜まつり」に車で行く場合には、混雑する日時を避けるか、混雑が予想される場合にはできるだけ早く出発されることをおすすめします。
渋滞にハマってしまうと、全く動かなくなります。
電車やバスで向かう場合
電車でGO!
「富士芝桜まつり」は都内にお住みの方でしたら、電車で行くことを奨めします。
普通のルートであれば新宿からJR中央線で大月駅まで行き、それから富士急行線に乗り換えて河口湖駅まで行きます。
しかし定番の「ホリデー快速富士山号」では直通で行くことが出来ますし、期間中は特別列車も運行されています。
詳しくは富士急行のサイトで
しかも富士芝桜まつり会場と富士急行線河口湖駅の間はシャトルバス「芝桜ライナー」が運行されていますので、とっても快適です。
バスでGO!
バスの場合は期間中の直通バスがとっても便利です。

引用元http://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/1
中央高速バスや東名高速バスで河口湖駅に行き、シャトルバス「芝桜ライナー」で現地まで行くという方法もあります。
混雑が予想されるときにはバスや電車はとても重宝しますので、ぜひ選択肢の一つに加えてみてくださいね。
ただしこんなことは皆さんが思うことなので切符の手配はお早めに!間近になってから簡単に取れると思ったら大間違いですよ(-_-;)
まとめ
芝桜は開花してから約1ヶ月程も楽しめますが、やはり見頃というのは決まっていましてその辺りの土日祝祭日は非常に混雑します。GWは最悪です。
芝桜には命名の仕方のも不審な点がありますし、意図的に作られたブームの様な気もしますが、それでもここまで人気が出たのは芝桜の力でしょう。
富士芝桜まつりはそんな中でも富士山を背景にしていますから、とても人気があります。
渋滞に巻き込まれるのは辛いですがそれでも行きたくなってしまいます。
しかしバスや電車を活用するととても気楽に見に行くことが出来ます。私的には直通バスはとっても楽でした。
みなさんもいろんな方法を選択してみてくださいね。
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