私はフィリピンに行って恋人ができたことをきっかけに英語を勉強し始めました。そして帰国後はスカイプで毎日のように顔を見て話をする様になりましたが。それだけで英語が上達するかというとそんなことはありません。今回はその体験について書いてみたいと思います。中年からの語学学習では勉強することも必要です。
私はマリアセンセとほぼ毎日Viberでチャットをしています。
そして週何度かはスカイプで話をしています。
継続は力と言いますが。
続けることが大事です。
続けるためにはモチベーションが必要です。
そういうことで
私の知人は
語学習得に最も役に立つのはネイティブの恋人を作ることなのよ
と私に教えてくれたのでした。
しかし。
毎日やっていれば、私のように全く英語に縁がなかった人間でも、日常生活で支障が出ないぐらいには話ができるようになるかというと。
なかなかそうはいきませんでした。
目次
英語に慣れるのと英語ができるようになるのは違う
ともかくも。
日本の英語教育は全くダメでした。
でもそこで学んだ知識が頭をすっぽりと覆っています。
私はちゃんと勉強をしたわけではありませんが、
それでも大学まで日本独自の文法主体の英語教育を受けていましたので。
ですから日本語に直して理解をしようとする癖がなかなか抜けず、大変な思いをしました。
私の周りを見ていても、商社マンになって海外に出て仕事をする必要がある友人や
海外旅行をよくする仲間などは別として。
そういう機会を持たない友人たちのほとんどは中年になるまでついに英語の習得はならずに、未だに語学習得に関しては苦手意識を持っています。
歳をとればとるほど、一歩踏み出すにはハードルが高すぎて。
挫折する場合が多いと思います。
私がまさにそうでした。
英語マスターにはきっかけが必要
私はひょんなきっかけでセブの事業に投資することになり、それは大失敗に終わりましたが。
その間に東南アジアに旅行する機会も増えました。
しかし彼女が出来るまで英語を勉強しようという強烈な意思は持つことができませんでした。
どこか他人任せで、誰かに通訳してもらえばいいやと思っていたんです。
今この文章を書いている2年前までは英語を聞き取るなどということは私は死ぬまでできないと思っていました。
当然勉強する気もないわけです。
それが恋人ができてから180度変わってしまいました。
出会いっていうのは大事ですよね。
奇跡的な出会いがあって何としても彼女とコミュニケーションをとりたい。
その一心で頑張り始めました。
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だって恋人と愛の語らいをするのに通訳は邪魔でしょ。
自分で話せなけりゃあ意味がないわけです。
体で愛を確かめるっていうのは確かにあります。
でもそういうことばかりやっているわけにもいかないですから(ーー;)
自分でpicu up line(口説き文句)を語れなくては。楽しくないでしょ。
これ以上の動機付けはそうはないでしょう。
ただ私は一年ほどは全くダメでした。全然聞き取れないんです。
年に5回ほど会うだけの二人です。
あとは私が日本にいるときにスカイプ越しに会っていました。
心と心は触れ合っていたと思いますが、
突っ込んだ会話ができないので、細かいことはお互いわからなかったと思います。
中高年になったらただのフリートーキングでは英語は上達しない?
英語が上達し始めたのは、英語の文章を読み始めてからでした。
そしたら急にわかかるようになってきました。
フリートーキングとか、日常英会話の文章を丸暗記するというのは中年からの英語の勉強としてはふさわしくないのでは?
意味のある文章を読んでその表現を少しづつでも蓄積していく。
これが一番無理がない勉強法のような気がします。
だって恋人とは単なる日常会話したくはないわけです。
というかそれだけでは味気ないものになります。
愛の語らいをしたいわけです。
フリートーキングをたくさんしたからといってそういう気の利いいた会話はできるようにはなりません。
もし授業を予習・復習なしで毎日受け続けたら学んだ内容が定着せずに、そのまま忘れていくだけです。
予習復習をしてフリートーキングに望むというのであればいいと思いますが。そうでなければ雑談しか出来ません。
ただ合っているだけでも楽しいとは言えそれは勿体ありませんし、
それで私はマリアセンセに言って私が勉強する教材を選んでもらって勉強をしてから話をするようになりました。
そしてそれをやることで、私は英文を読むことの価値を知りました。
英会話ができるようになるためには膨大な表現のストックが必要なんです。
しかしそれを意味が無い会話表現を丸暗記しても使えるようにはなりません。
そういう丸暗記ができるようになるためにも最低限の知識のストックが必要です。
更には英語の文章を読むといってもコツがあります。
そういうことが分かるのと分からないのとでは上達のスピードが違います。
それはこの本に出会って初めてわかったことです。
でもそういうところが見えてきたのも。なんとしても愛の語らいを英語でやりたいという強烈なモチベーションがあったればこそ。
探し当てられたんだと思います。
愛は大事です。いくつになっても。
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