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これから数記事。私がフィリピンで出会って付き合うようになった女性について書いていきたいと思います。私はその女性と深く付き合うことによって様々なことを学びましたし、またお互いの理解を深める中で絆は深まっていきました。私がフィリピンで付き合っているのはその女性一人だけですので、普遍化できるかどうかはわかりませんのであしからず。
目次
まえがき
なぜセブに行ったのか
私はフィリピンに初めていきました。ちなみにフィリピンだけではなく、外国旅行も殆ど行ったことがありません。しかも歳をとると適応力がなくなってきます。
ですからなかなか英語が話せるようにはなりませんね。
セブやマニラで私が歩いているといろんな客引きが寄ってきます。私が旅慣れていないことは一目瞭然です。カモだとわかるようなんですね。
私は当時新しい事業を始めることになっていて、事業の概要が決まったというので、打ち合わせのために行くことになったのでした。
最終的には騙された形になってしまいましたが、私が信頼する知人が迎えに来てくれるというんで(その時にはそうなるとは夢にも思っていなかった私です。)必要なものを取り揃えるための確認で私はセブに行きました。
新会社を設立し、目的の事業のために様々なものを購入したり。社員を雇い入れる必要があります。ただし私は彼を助けるということがメインでしたので、ほとんど彼の希望に沿うような形で協力をしたというのが実際のところでした。
事業の内容やその構築の仕方に関して私が口を出すことは一切ありませんでした。
希望に燃えていたあの頃
あの頃は希望に燃えていましたねー実際!まるで太陽をこの手に掴みとったようなそんな気持ちさえ湧き上がってきました。
そしてその知人が海外からのゲストを迎える必要があるというので私は彼をホテル住まいさせることにしました。(これが大嘘)本格的な事務所を作る前にはそこを仮事務所としたのでした。社員も3名雇いれました。
そのほかに私は息子をその事業にかかわらせるためにセブに住まわせていました。わざわざ会社をやめさせてセブに呼んだんです。
私はビジネスパートナーの言うことをそのまま信じていました。
なぜならば彼にとっても今度の事業はラストチャンスだったからです。
しかも彼には過去に成功の実績もありました。
私はそれを評価していました。
才能もあります。
だから彼には友人として期待もし、協力も惜しみませんでした。
彼の言動に対して時々おかしいなと思ったことも度々ありましたが、それは会社を乗っ取られて苦しんでいるからだろうと何事もプラスに考えていた私です。
(愚かなことをしたとはその時は思っていませんでした。)
息子は全く英語が話せなかったのでまずは語学学校に通わせ、学校の宿舎に宿泊させていました。
最初にセブに行く時に送り込んで二ヶ月半ぶりに会った息子は既に日常会話には不自由しないところまで語学力は上達していました。
若いって素晴らしいですね。あっという間に英語をマスターしてしまいました。
そういうこともすでに幾つか記事に書きました。
思い返すとセブの事業は失敗し、今は大変なことになってはいますが。以下こうやって書き起こしてみると。楽しかったり印象に残った思い出もたくさんありました。
フィリピンでの会社の作り方
私たちはセブに会社を設立する時に。あるコンサルタント会社に依頼しました。マニラ在住の日本人が経営している会社で、彼のアドヴァイスを受けることにしたのです。
フィリピンでは外国人が会社を設立する場合、フィリピン人を雇い、その人間の口座に会社設立の資金を振り込まなくてはなりません。
そのお金があって初めて会社設立手続きが進みます。
またフィリピン人のコーポレートセクレタリーを必ず雇わなくてはなりません。
そして何をするにも彼もしくは彼女の承諾が必要なのです。サインが必要いうということです。ということでただの秘書みたいなものですが、その権限は大きなものなんです。
そして会社が実際に設立登記されて形ができたらその後自分たちが雇った人間をコーポレートセクレタリーに置き換えます。
そういうことなので設立手続きが進行する間。
コンサルタント会社のコーポレートセクレタリーが私たちが作った会社のコーポレートセクレタリーを兼任することになりました。
私が二度目にセブにいったちょうどその日。そのコーポレートセクレタリーの女性がマニラからセブに来ました。
事務手続きを行うためです。
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私は朝からずっと会議に駆り出されてクタクタになりました。私が会議に同席したといっても会話は全て英語ですので。
全く意味がわかりません。
ビジネスパートナーが時々解説してくれて内容はわかってはいましたが。細かなニュアンスはわかりません。一日が終わると私は旅の疲れと相まって疲労困憊の極致にいました。
それで様々な会議の途中。
人が入れ代わり立ち代わり部屋に入ってきましたが。
その中にものすごい美人がいました。
とはいえ緊張していた私は彼女のことをよく見ていませんでした。
説明によると彼女がコーポレートセクレタリーなんだそうな。
彼女はマニラから来ていて。本当に偶然に私がセブに行った時に行き合わせたのでした。
その日私は疲れていましたが。夜は私が来たということで歓迎会をしてもらえることになりました。
近くのショッピングモールに行き食料や酒などを買い込んで、夜にビジネスパートナーが借りていたホテルの一室で簡単なパーティーが開かれました。
その時。
彼女も夜は空いているからということで参加したのでした。
歓迎会で大失態!
参加者は。
新しく雇い入れた社員3名とフィリピンの事業のために連れてきた息子。
そしてビジネスパートナーです。あとコーポレートセクレタリーとしてマニラから会社設立の登記の仕事をするためにやってきたマリアさん。
マリア↓プライバシーがあるのでモザイクをかけています。美しい彼女を公開できなくて残念(^_-)
何やかや話も弾みそれなりに楽しかったんですが、ただとても疲れていましたので。
私はお酒は強い方ですが、かなり酔っ払ってしまいました。
それで深夜にホテルに戻ったんですが。
自分では普通にしていたつもりです。
取り乱したりしていなかったと思っていました。
ところが翌日。
社員たちとお昼を食べに行ったときのことです。
社員の一人が。
「ミスター。昨日のことを覚えているか?」
と聞いてきたのです。
「覚えてるよ」と私。それが何か?
すると新しい会社の秘書が携帯で撮った写真を私に見せてくれたのですが。
そこには美人のマリアさんの手にキスをしている私が写っているではありませんか。
ありえないことです(^-^;
私にはそんな記憶はありません。
これってどっきりカメラ?
それで英語がわからないなりに、いろいろ聞いてみると。
私は最初と最後は記憶があって、自分ではちゃんとしていたつもりだったんですが。途中の記憶が飛んでいたことがわかりました。
そしてその間踊りだしたりして、めちゃくちゃなことをしていたようです。
そして手相を見せたげるとか言いながら写真を見せてくれた彼女やマリアさんの手を舐めたりしたんだそうな。
私は冷や汗が流れました。
これは
や・ば・い(;´Д`)ハァハァ
そんなことはめったにないんですが。
旅の疲れと英語がわからないのに会議に出続けたストレスがあって。
こういうことになってしまったようなのです。
マリアセンセが私の英語の先生に
これはマリアさんには嫌われてしまったんだろうなと。
私は観念し、昼食後。
事務所で彼女に会ったときにお詫びのつもりでショッピングモールで食事に誘ったのでした。
彼女は快く誘いに乗ってくれました。怒っていないようで安心しました。
そして二人でイタリアンレストランで食事をしました。
わたしは英語がまったく話せなかったんでほとんどボディ・ランゲージでのやり取りだったんでなかなか意思は通じなかったようでした。
それで何がなんだか分からないで時間も終わろうとしたときに。
彼女が。
私が英語の先生になってあげる♡
というではありませんか。
そしておぼろげにわかったのは、酔っ払った時の私がとても楽しくて。
私のことが好きになったと。
どうもこういうことだったらしいのです。
彼女は超美人ですし。能力もあります。
きちんとした家の娘です。
だから私は耳を疑ってしまいました。
なんで?なんでこんな嬉しい展開になるワケ?o(^▽^)o
どうしてこういうことになったのかは次の記事に書いてみます。次回から彼女のことをマリアセンセと呼ぶことにします。
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