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フィリピン人のプライドの高さと貧困
の続きです。フィリピン・セブに初めていった時の印象を書いておきました。続きものです。
優しいフィリピン人
でもそういう危ない面ばかりではなく。フィリピン人は優しいなって思うこともありました。
空港に着くと、再度車椅子を借りて、移動をしようとしました。I 氏が痛風で動くことができなかったからです。
すると空港のスタッフが丁寧の最後まで付き合って世話ををしてくれました。
しかしこれはただの好意ではなくて、チップをもらおうという目算です。
でもこの人はとても良くしてくれたし困っていたところを助けてもらいましたからチップを弾む気にもりましたが、別に必要がないことでも無理に手伝おうとしてくる人が大勢いて辟易しました。
いたるところでチップが必要でした。
今は慣れましたが、最初のセブ体験の時にはそういうこと一つ一つが苦痛でした。
まあ英語が話せないのがやっぱりネックでした。
今は日常のやり取りは出来るぐらいになりましたが、
歳をとってから英語を学ぶという場合には日本語が頭の中にこびりついていますから。
それでセブでビジネスパートナーが痛風の発作を起こしたということを書きました。彼は私が帰国するときに一緒に日本に行くことになりました。
私はパートナーを車いすに乗せて移動しました。するとそういう人に対してはフィリピン人はとても親切だということがわかりました。お金のためではなくて、あれこれ世話を焼こうとしてくれます。空港についてからはおじさんがつきっきりで世話をしてくれました。搭乗手続きをすると、さらにまた別のスタッフが世話をしてくれました。
車椅子の病人は最後に飛行機に乗ります。
それなので私と友人は別の場所で待たされました。
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引用元:
http://www.excitecebu.com/2013/09/what-you-could-do-in-mactan-domestic-airport/
ここではフィリピンの若者が非常に熱心に面倒を見てくれました。
こういう真面目で情に厚い部分もまたあるんだなあと思わされました。
私はのちにはフィリピン人の友人を作っていくわけですが。情に厚い素晴らしい面を彼らは持っています。
セブで嫌な思いもたくさんしましたが、しかしそういうことばかりがあるわけではありません。
私は実はフィリピンの人が好きです。
それで。私はあまりにも熱心に私のパートナーの面倒を見てくてたので、その彼に多めにチップを渡そうとしたが、彼は絶対にチップを受け取りませんでした。
金に汚いフィリピン人などと一括りにする人も多いですが、当然様々なレベルの方々が様々な生活様式に従って生きています。
確かにフィリピンはまだ貧しいですが、中産階級は育ち始めているし、教育を受けている人たちのプライドは高いです。
私は嬉しかったです。
初めてのフィリピンへの旅。
海外旅行自体も数十年ぶりでした。
わずか一週間の滞在でしたし、仕事のことが優先だったので、本当に狭い範囲のことしか見聞きすることができなかったわけですが。それでも様々な印象が私の心に刻み込まれました。
成田行きの便に乗りながら私はいよいよこれから始まるんだなあと期待に胸をふくらませました。
2に続く
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