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初めてのフィリピンでの出来事を書きました。記事はこれで4回めですが続きものです。ここまでで初回のセブでの印象をあれこれ書いて見ました。長くなりましたので分けてあります。
ホテルにて
私は英語が全く話せませんでしたのでパートナーがいなければ一人でどこにも行けませんでしたし食事も出来ませんでした。
レストランにいっても注文する出来ないわけです。
フロントの女性が何をいってるのかもわかりません。
これは非常なストレスでした。
waterといったつもりでも水が出て来ませんでしたし。
ただそんな中でもフィリピンの方の本音を聞くことができました。
フィリピン人のプライドの高さ
ビジネスパートナーが宿泊していたホテルは、彼の知人の友人がオーナーだということでした。
しばらくしてホテルのオーナーがやってきて私のビジネスパートナーといろんな話をするようになりました。
私はそれに同席しましたが、当然ですが、内容は全く理解できませんでした。
ただ知人に通訳してもらったりして、なんとか意味を理解することが出来ました。
そのオーナーがいうには。
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日本人が集団でフィリピンの女性を買うのは許しがたい。
それだけで日本の評価をどれだけ下げているか。
怒りを込めてそういうことを言っていたようです。
ホテルにはフロントと客室のフロアの境目が閉じられていて
フロントの女性が許可しないと自分の部屋に行けないようになっていました。
なぜこんな不便なことをしてるのか疑問だったんですが。
部屋の中で売春はさせないと決めているんだというのです。
勝手に商売の女性が部屋に入れないようにしてるんだ、ということでした。
以前バスで乗り込んできた日本の団体客がいて。
それぞれ相手の女性を連れてきていて、部屋に連れ込もうとしたことがあったんだそうです。
そこでオーナーは大喧嘩をして、団体さんを断ったそうです。
そしてそれ以来フロアの境目を閉じたんだそうです。
日本人はフィリピンというと。
いまだに「女性を買う」というイメージを持ってる人も多いと思います。
しかし本来フィリピンの人たちは非常に誇りが高いです。

引用元:
http://ameblo.jp/philippinestudy/theme-10062170239.html
何しろマゼランを殺した国ですからね。しかもマゼランを殺したラブラブ酋長を英雄として崇めています。
また素晴らしい感性を持っている方も多いです。
ホテルのオーナーもそういう方でした。
今はフィリピンは国力も上がってきて、生活水準も向上してきています。いまだに女性を買うという魂胆でフィリピンに行く方もいますが、日本は落日の国で、円安のために相対的に日本人の評価も下がってきています。最近は語学留学などでフィリピンに行く若者が増えてきました。もっと健全な付き合いをしていかないと、彼らの良さを吸収していけないと思います。
このホテルでI 氏は痛風の発作に見舞われました。最初から多難な船出でしたが、私はこういう苦難があってこそ成功すると固く信じていました。やはり現場を踏めば様々なことが見えてきます。私の希望はますます燃え盛るばかりでした。
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