私はタモリさんの長年のファンですが、メジャーな「笑っていいとも」よりも、「タモリ倶楽部」のような番組の方が好きです。
タモリさんという方は人生へのあきらめのようなものがあって、それが独特の優しさになってファンの心を癒すんじゃないかと思っています。
そういう点たけしさんなどとは全く違います。ギラギラしていないですよね。今回はタモリさんの「笑っていいとも」以前の芸歴を詳しく振りかえりつつタモリさんの名言について考えていきたいと思います。
プロフィール
本名 森田 一義
(もりた かずよし)
ニックネーム タモリ
生年月日 1945年8月22日
出身地 福岡県福岡市
血液型 O型
身長 161cm
博多弁
最終学歴 福岡県立筑紫丘高等学校卒業
早稲田大学第二文学部西洋哲学専修除籍
師匠 赤塚不二夫
芸風 漫談
ものまね(形態模写) など
事務所 田辺エージェンシー
活動時期 1975年 –
家族 2歳年上の奥様。
タモリブームの時期に出版された労作「タモリ学」
「笑っていいとも」が終了する前後はタモリブームで彼に関する本が続けざまに出版されました。
この長寿番組はほぼ毎日のものでありながら30年以上続きましたから、少なくても今の若者にとっては日常と化していたと思います。
しかしタモリという方が30年以上も全国的な番組を持ち続けたというのはある意味奇跡的なことでした。
ひとつはタモリという人の人生観というのがある意味虚無的で、破滅的なことです。決して調和的ではないです。
そしてそれがぎゃくにお昼の番組でありながらずっと違和感を与え続け、マンネリに陥らなかったということです。
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タモリの名言というのが流布していますが、それは怪物番組を仕切る超大物タレントの口から出る言葉でないように見えるからですね。
たけしのようなどうだすごいだろうというようなエピソードもなければ、浮名を流したわけでもありません。
当然フライデーされたこともありません。
そして「笑っていいとも」のタモリさんは知っていてもその出自を知っている方はあまりいないという。
そんな状態がいままで続いていました。存在して当然のものでしたから。
そんなことで、彼についてたくさんの本が出版されたのではないでしょうか。
私は結構前からのファンですのである程度の知識はありましたが、今回のブームで出版された本はあらかた読みました。
それで、そんな中でもおすすめがあります。
タモリ学
こういう本が出版されるからタモリブームもいいよなと思ったら、なんと出版は2011年から考えられていたとのこと。
出版が遅れたためにちょうどタモリブームと重なったということです。
もっともこの本の元はサイト上で公開されていましたので、以前から読むことはできました。
それでしばらくしてからタモリに関してウィキで情報を取ろうとしましたらば、ほかの方に比べても随分と詳しく書かれていまして、驚きました。
その種本がおそらくはそのサイトです。
それが大幅加筆されて本になったものがこちら。
タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?
タモリさんという方は実に興味深いかたですね。
詳細はこの本やWEB上で読むことができる大タモリ年表をお読みくだされば十分に分かると思います。
労作です。おすすめしておきます。
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