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私は東北生まれで、大学は東京、そして今でも首都圏に住み続けています。国内旅行もあまりしませんでした。
それなのであまり関西に行く機会がなくて、30過ぎてから初めて大阪に行きました。
大阪は東京とは随分と違っていてカルチャーショックを受けたんですが、私が最初に驚いたのが桜餅です。たまたま桜の開花時期に出かけていったときのことです。
目次
大阪と東京は別の国?
余りにも知られてることだとおもうんでわざわざ書く事もないと思ったんですが。
今日桜餅を食べたんですが、桜餅って関西と関東では別物だったんで驚いたことを思い出しました。
それで関西に行って驚いた食べ物のことを書こうと思います。
このサイト、主に日本の行事等について書いているのですが。
フィリピンに行くようになって改めて日本の素晴らしさに目覚めたんで、そういうことを書こうかと思って始めました。
でも今のところ一番読まれているのがフィリピンについてのこと。
単なる感想なんかがよく読まれていますので、私の個人的な感想なんかも織り交ぜることにしました。
私は時々関西に遊びに行きますが、わずか500キロしか離れていないし、また同じ日本の中なのに随分と雰囲気が違います。
引越しをしたいなとまでは思いませんが、関西の力が抜けた感じが私は好きです。
関西の下町はいいですね。天満とかのアーケードの長い商店街なんかお気に入りです。
でも西成は夜に出かけて行って命の危険を感じたことがありましたが・・・・
食べ物や食べ方の違いで驚いたもの
大阪に行って一番最初に驚いたのはエスカレーターの乗り方。
東京では左側に寄って乗り、右側は開けます。急ぐ人は右側を使って歩きます。
大阪は右に寄って乗り、左側を急ぐ人のために空けます。
関東
関西
これほどあからさまなものもないんで、興味津々です。
名古屋だと東京と同じです。
地域によるエスカレーターの乗り方について詳しく調べている方の記事がありましたので紹介しておきます。
写真もその記事からの引用です。
http://www.umasugi.com/~h070017/docs/escalator/
まあそれは余談ですが
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桜餅について
私が大阪に行って友人と会ったとき。
大阪出身及びそのときは大学卒業後帰省して大阪に住んでいたその友人と花見に行きました。
それで花見だから桜餅を食べようということになって、桜餅を買ったんですが、私は間違って違うものを買ってしまったかと思ってしまいました。
これって桜餅じゃねえええええええええ(;´д`)
おはぎみたいな、餅じゃなくてもち米で固めてなかにあんこが入ってる奇妙な食べ物。
いつものおはぎでもないいいいい
でも友人はさも当然のように桜餅はこれだよって言うんです。名前は同じでもモノがちがうことが分かってそのことでその後大変に盛り上がりました。
今となってはなんでそこまで驚いたのかは自分でも分かりませんが、実に衝撃的な体験でした。

引用元
http://rocketnews24.com/2016/02/26/714887/
上記の画像をお借りしましたロケットニュースには関西の方が関東の桜餅を食べた時の衝撃が語られていました。
桜餅じゃない、クレープだよな、って言ってるのが笑えました。
驚くのは私だけではなかったんですね。まあ桜餅って餅とは書きますが実際は関東も関西も餅じゃないんですし。
どっちもどっちですが。
ところてん
皆さんところてんってどうやって食べますか?
私は当然酢じょうゆ。それに青のりをかけ、カラシをあえてさっぱりと頂きます。

引用元
http://matome.naver.jp/odai/
2137376918025820301
それ以外の食べ方をしたことがなかった私は大阪で黒蜜をかけてところてんを食べている人を見て衝撃を受けてしまいました。
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引用元
http://love123.blog.so-net.ne.jp/2009-03-14
例えて言えばご飯に砂糖をかけて食べるみたいな。
そんな感じがしました。
でも関西では葛切りに黒蜜をかけてデザートとして食べたりすることは普通のことですし、私もそれには全く抵抗がありません。
ただところてんに関しては先入観があるのと、葛切りなんかと違って海藻独特の臭みがあります。
だからこそ黒蜜だと関西の友人は言うわけですが、私としては未だに抵抗があります。
ところてんに黒蜜かけるなんて・・・・・・・・邪道です!
腐った豆粘らせて(納豆のこと)食べてる関東人のほうが頭おかしいと友人には思われているようなんでお互い様ではありますが。
秋刀魚の食べ方
たわいもないことなんですが、私はあるとき大阪の友人にさんまを食べたいと言いました。
いいねえ。彼も大好物だといいます。
彼の部屋で「焼こうよ」ということになってそれじゃあ帰りがけに買ってくるからといって彼は出かけて行きました。
私はとても楽しみにして待っていましたらば、なんと・・・・・・・・
彼はさんまのみりん干しを買ってきたんです。
秋刀魚は生のものを塩焼きにするのが当たり前のことだと思っていた私は衝撃を受けました。
さんま、さんま
さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。
味醂干しじゃワタの苦さは味わえないだろうが!「秋刀魚の歌」は関東ならではのものだたってことがわかりました。
まして私は東北生まれなんで三陸沖で水揚げされたさんまを食べて育ってきましたので秋刀魚といえば塩焼きかお刺身という固定観念がありました。

引用元
http://shop.gnavi.co.jp/syd-ymt/sa-00005-3480/
でも関西の人って秋刀魚は干物なんですね。

引用元
http://item.rakuten.co.jp/kaneyon99/10000021/
たしかにスーパーに行くとみりん干しが山ほど並んでいて生のさんまはあまり見かけませんでしたね。
何回も書いて恐縮ですが。たわいもないことですけれど。私は再び衝撃を受けてしまいました。
何が悲しくて干物にすんじゃ!バカタレが!!
サンマは目黒に限る!関西じゃ落語のオチになりません。
いやあ驚きました。
最後に
私はそれ以外のものは驚かなかったんです。肉じゃがのつくり方とかすき焼きのつくり方、お雑煮の餅が丸いか四角いかなどなど・・・・・
あと「ひなあられ」なんかも関東と関西では違いますし、おはぎのつくり方も違いますよね。食パンも関西だと何故か厚切りです。
うどんは関西のほうがうまいと思いますが、だからといって関東のうどんがまずいわけでもないし、ただ違うんだなと思っただけです。
そういうのはふーんそうかって思っただけなんですが、今まで書いてきたもの。
桜餅とところてんとサンマ。・・・・・には初めて知った時になぜか衝撃で脳天に電撃が走りました。
同じ日本だと思うから余計そう思ったのかもしれません。
他人に話すと 秋刀魚のことなんかに驚く私の気がしれないと言われたりしましたが。
今は私は関西大好き人間です。関西ならではの美味しいものがたくさんありますね。
関東では白子といえば鮭の精巣なんですけど、大阪で初めて鯛子という鯛の白子を食べた時には感激しました。
ただ関西人が好きな粉系の食べ物はあまり好きではなくて、ご馳走されてもあまり嬉しくないんです。
これも私が東北人だからかもしれませんね。
粉系って東北では救荒食の色彩が強かったんですよ。すいとんとか。
それで誘われてあまりいい顔しなかったら気分を害されたことがありました。
関西じゃあお好み焼きはごちそうだよ!!って。
たこ焼きとかね。粉好きですよね、関西人は。
このお互いの違和感もまたいいもんだなって思います。日本って縦長で、季節も違いますので、それぞれの地域で変化に富んでいて、素晴らしいですね。
やはりそれは四季があるからなんでしょうね。
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