フィリピンで事業を興そうとして失敗してしまった私ですが、 その際にフィリピン人を雇う機会がありまして、色々と面白いことを見つけました。
国によって人も様々です。日本人にとってはある意味許しがたいことも多いんでしょうが、私はあまりの傍若無人ぶりにすげーなああって思いました。
なおフィリピンは階級社会ですから、付き合ってみると上流の方は比較的まともです。
ただフィリピンでは上流中流まででも30%ぐらいしかいませんし、中流というのがまた微妙です。
一応そこそこの大学を出た人たちということにしておきます。
フィリピンは超学歴社会でもありまして、私が雇用するときにはそこまでのレベルの人間は必要ではなかったんで、そういう人とは出会わなかったです。
なので大方のフィリピン人の話であることをご了承ください。
知ったかぶりするフィリピン人
今までの経験で一番感じることはフィリピン人は仕事などに関しては「できない」と言わない人が多いということです。
知らない事でも教えてくれたりします。
これがどんな悲劇を引き起こすかは言うまでもありません(^^;)
私はあるときある場所に行く行き方を聞いてその通りにその方向に向かったら全く行き着けなくて再度近くにいるフィリピン人に聞いたら、全く反対方向だと言われたことがあります。
結局それも違っていたりして・・・・・・・・どうして知らないのに教えようとするのか?
フィリピン人の知ったかぶりには辟易しました。ですので気をつけた方がいいですよ。
道のことなどはまあそれでもそんなに被害はありませんが、ありとあらゆる業種で、自分はスペシャリストだと言う人が多くてとても驚かされます。
私の場合は具体的な職種は書きませんが、あまり専門的な事を知っている人間を雇う必要はなかったんですが、これが技術系となると、誤って採用したら大変なことになります。
私の知人にもそういう被害にあった日本人がいまして、面接の際にはとことん技術的なことに関して質問をすると言っていました。
知らないと言わないわけですから、根掘り葉掘り聞いてみて、本当に知っているのかどうか。確認をすると。
でもそうするとほぼ採用はできないんだそうですが・・・・・・・・・。(^_^;
フィリピン人の辞書に「義務」という言葉はない?
この言葉はフィリピン在住の方と話をすると時々出てきたフレーズで、とても印象に残っています。
知人の話によると。
この意味は「権利」の主張は強烈にやって来ることから来ています。
雇用をすると、与えられた仕事は、サボって殆どしなくても1日そこにいれば、給料を貰う権利があるんだと主張してきます。
レストランに行くとわかりますが、たくさん従業員がいるのにも関わらず、注文しようと思って呼びつけると、目を合わさずにそそくさと居なくなってしまうようなことがよくありました。
結局働いているのは従業員の半分ぐらいなんですね。
会社においてもしかり。
日本人が数時間でできる仕事を何日も掛けてちんたらやったりします。
普通日本でこういうことをやるということは給料を貰えないということに直結しますし、本人も自覚しているが普通です。
しかしフィリピンではそうではありません。
会社に迷惑をかけようが何しようが、契約をした以上給料はもらう権利があると主張します。
彼らは権利と同時に発生する
義務
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というものを全く理解できないというんですな。
権利と同時に発生する義務というものを全く考慮に入れずに要求してくる姿勢はいっそ見事なほどです。
権利は義務を果たしてこそ得られる。
その義務を果たした対価としての権利であるという。
日本人からしてみたら当たり前のことを完全に頭から蒸発させているフィリピン人が実のところ多数派です。
だから車やエアコンの修理などについても、きちんと治ってもいないのに、仕事をしたんだから修理代をくれと言ってくるんです。(これは私の実体験)
エスカレートする権利の要求
日本人は特例を設けて色々とサービスをしがちですが、同じ日本人同士であればそれに対して感謝の念が芽生えるわけです。
しかしフィリピン人に特例を許してそれが度重なるとなぜか。
彼らにとってはそれが当然の権利になってしまいます
以前書いたように恋人の家族が買い物についてきて、平気で買い物かごに自分の欲しいものを入れるなんてことも一つの例ですが。
まあいいかと放置しておくと後で大変なことになります。
なぜか・・・・・・・・しばらくするとそれは彼らの当然の権利ということになってしまっているのです(^_^;)
会社で雇用契約をした場合には、現地スタッフがお願いをしてきたことについては慎重に対応する必要があります。
通り道の途中まで車に乗せてくれとか。特別の用事があるので休憩時間をくれとか。
そういうお願いに対して、寛容な態度を示すと。
大したことではないようでも一回許すと何度も要求をしてきますし、数回許してしまうと、もはや権利として主張をしてきたりします。
お願い⇒当たり前⇒権利!
お願いから権利に変わるあたりがすごいところで、日本の在日とか朝鮮人支那人を連想させられます。
外国では相手の気持ちを思いやる日本人の優しさは全く伝わらないですね。
在日に対して日本人らしい優しさを出してしまったらどんどん付け上がってきたのと同じです。
朝鮮や支那に多額の復興資金を提供したら感謝されるどころかもっとよこせと言ってくる。
こういう人でなしを相手にする場合。
最初から特例を認めないというのが彼らと対するときの対処方法です。
どうしてもという時はつぎはないということを周知徹底させて次回からは受け付けないことです。
こういうことをきちんとすることで逆に良好な関係を築けますので、もし現地で生活をするようでしたらば気をつけましょう。
っていうか自分の苦い反省を込めて忠告しておきます。
ただ、高学歴のプライドの高いピノはそんなことはしないですから、もし恋人を作るんだったら、フィリピンパブで探さないで、まっとうな仕事に就いている女性を口説きましょう。
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