sponsored link
劇場版「ラブライブ」が驚くべき興行成績を上げ続けたことで、この仮想アイドル映画がオタク以外の方々への知名度が広がりました。
仮想アイドルが活躍する「ラブライブ」が、豪華女優陣を投入した「海街diary」をはるかに抜き去りましたんでアニメに興味がない方々の注目を集めたんですね。
しかもこの「ラブライブ」いまだに延々と続いていまして、コスプレ用の服もものすごく売れているようですしイベントも折に触れて行われていて大盛況だそうです。
目次
ラブライブとは
最近は「妖怪ウォッチ」などの代表されるようにクロスメディア戦略をとって、小資本からでも認知度を高めることができるようになっています。あとはファンとの密着戦略ですね。AKBとおんなじです。そういう戦略を駆使して、「ラブライブ」ものし上がってきました。それに連動して、もともとマニアックなファンが多かった声優にも注目が集まっています。
今回は「ラブライブ」がな是ブレイクしたのか。また「ラブライブ」ヒットによって大スター並みの人気を誇る声優たちについて簡単に見ていきます。
まず企画ありき
『ラブライブ! School idol project』(ラブライブ スクールアイドルプロジェクト)は、
雑誌『電撃G’s magazine』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
電撃G’s magazine (ジーズマガジン) 2015年 11月号 [雑誌]
音楽会社ランティス、アニメ制作会社サンライズが合同で企画した商品のこと。
スクールアイドルグループ「μ’s」の普段の様子やストーリーを『G’s』誌上にて展開しつつ、サンライズの制作によるPVを収録したDVD付きの音楽CDをランティスが販売するという、それぞれの会社・雑誌の特色を生かした分業体制を取っています。
2010年初頭に誌上企画が開始され、2010年8月13日にファーストシングルCDが発売されました。
ラブライブ! μ’s First LoveLive! [Blu-ray]
ユーザーの声を反映させる戦略
そして『G’s』で行なわれて来た読者参加企画に倣い、従来のアニメやゲームでは実現されがたい、ユーザーの声を積極的に取り入れる作戦が取られました。ユーザーの声は、ユニット名の公募や、投票などによって作中で結成されるミニユニットのメンバー構成・PVにおけるセンターポジションやイメージガールを決定するかたちで反映されました。
最初はストーリーがなかった「ラブライブ」
当初、明確なストーリーラインは明かされておらず、導入部分以外はCDに収録されたボイスドラマや、『G’s』誌上のインタビュー形式のショートストーリーなどで、断片的に描かれたのみ。なのでその後に開始した漫画版やテレビアニメ版によってグループ結成に至る物語の流れが明らかになりましたが、その内容もメディアによって異なることになりました。ストーリーがない状態で始まった企画なんですね。そして断片的の描かれたPV(CDに付属するDVDに収録された)は、2D作画と3DCGの合成アニメーション。5 – 6分程度の短いアニメに通常の30分作品以上の予算と手間がかけられており、2Dと3Dを高いレベルで融合させた高品質に仕上げました。細部にはこだわったわけです。
sponsored link
また、このPVでキャラクターたちが披露するダンスをライブイベントのステージ上で担当声優たち自身が実演し、楽曲ごとに異なる各キャラクターのポジションやフォーメーションをも含め、ほぼ完全に再現する点が見どころになっています。生身では困難とも思えるアニメ劇中の動きを実現させるため、演者たちには一般的なライブ以上に密度の濃い特訓が課せられることもあったといいます。
バーチャルとリアルでの営業展開
ファーストシングルこそオリコンランキング上位100位圏外でしたが、μ’sメンバーの精力的な活動がやがて結実して人気を確実に伸ばし、2013年4月のテレビアニメ化後は女性ファンも多数付くほどの人気となり、単独ライブも5thライブでさいたまスーパーアリーナのスタジアムモードを超満員にするほどに至りました。まさにリアルとバーチャルを交差させる作戦は当たっていきました。さらにそんな中からストーリーも練り上げられていき、今のストーリーになっていきました。
ストーリーは、学園閉鎖の危機に立ち上がった9人の女の子がアイドルになり、学校閉鎖の危機に立ち向かう、、という内容です。
30分でわかる!これまでのラブライブ!TVアニメ1期Ver.
30分でわかる!これまでのラブライブ!TVアニメ2期Ver.
次から次へと出てくる企画
そして卒業後の彼女たちを描いた劇場版
ラブライブ! The School Idol Movie [Blu-ray]
映画を出して終了と思いきや。
次の仕掛け!サンシャイン!!計画を発表
2015年2月26日より、新たに関連作品として『ラブライブ! サンシャイン!!』という関連企画が開始されており、同年4月30日に同日発売の『電撃G’s magazine 2015年6月号』
およびラブライブ!公式サイトにおいて企画の詳細が発表されました。2015年9月9日、『ラブライブ!』公式サイトのリニューアル(ポータルサイト化)が行われて、それに伴い、『ラブライブ!サンシャイン!!』の公式サイトが開設されました。
http://www.lovelive-anime.jp/otonokizaka/sp_sunshine.html
メンバーの名前とそれぞれの声優も決定。
そしてグループ名はファンの投票で決定することに!
そして総投票数2万3789票のうち4644票という得票数を獲得し、彼女たち9名のグループ名が決まりました♪
そのグループ名は「Aqours(アクア)」!
さらに、10月7日(水)にデビューシングルが発売!ということでファン参加型のある意味二番煎じの戦略が新企画に盛り込まれています。
ラブライブのメンバーはファンが作り出したという幻想を与えて、熱烈なファンを作り出し、雑誌やアニメDVDなどを有機的に絡ませて商売をしていくという。
非常に人工的な戦略なんですが、それにノセられる方々も多数います。
擬似恋愛というか自分が育てたという感覚が芽生えるんでしょうね。
先ほど二番煎じとかきましたが、試行錯誤の末に大ヒットさせた戦略は更に洗練されてきているようです。
今後どんな驚くべき戦略を打ち立てていくのか、大変に興味があります。
てか最近は「おそまつさん」とかもおなじ戦略撮り始めています。戦略ありきのアニメ戦争。これからも楽しみですね。
sponsored link