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父の日って母の日と比べると存在感が薄いです。つい忘れてしまうという話もよく聞きます。でもアメリカでは父の日は国民の祝日になっています。
父の日の由来や父の日がいつなのかについて、など調べてみました。
父の日はいつ?
父の日は6月の第三日曜日、2016年は6月19日です。
日本で父の日が忘れやすいのは必然性が薄いからでしょうね。
母親に対して感謝する子供はいても父親は子供にとって存在感が希薄ですから。
もちろんこれは一般的にということですが。ファザコンの女性もたくさんいるってことは知っています。
でも父の日に失敗したことというアンケートで、一番多かったのはそもそも父の日を忘れてしまったというのです。
また父親に関心がなかったために趣味が合わないものを送ってしまったとか、電話しようと思ったけど忘れてしまったとか。
父親が普段いかにないがしろにされているかがよくわかります。
父の日の由来
アメリカワシントン州に住んでいたソナラ・ドッド(ジョン・ブルース・ドッド夫人)という女性がいました。
彼女は「母の日」の説教を聞いていて、「父の日」もあるべきだと考えたそうなんですよ。
「母の日」の普及もある意味宗教的なアジテーションが含まれた扇動で、普通の日本人が考えている母の日とは違うものなんですが、父の日についても似たようなことが言えると思います。
彼女がなぜそう考えたかというと。母親の亡き後、ソナラと5人の兄を男手一つで育ててくれた父親を尊敬していたからだというんですね。
それで彼女は父親が6月生まれだったため、自分が通う教会の牧師に頼んで6月に「父の日」を祝う礼拝をしてもらいました。
それは、1909年6月19日で、第3日曜日でした。
そこまでは私もわかるんですが、わからないのはこれがもとで、ワシントン州では6月の第3日曜日を「父の日」としたということですね。
個人が父親に対して敬意を表してお祝いするってのはよくわかりますが。それが日本でいうと県全体の「父の日」になっちまうという。
しかさらにそれから、幾人かの大統領によって「父の日」に関する声明などが出され、ついにはアメリカ合衆国全体の国民の祝日として定められたというんです。
何か裏があるような気がします。
母の日を調べた時にも違和感バリバリでした。日本だったらありえないことです。
日本の父の日
日本では海外由来のものはバレンタインデーにしろホワイトデーにしろクリスマスにしろハロウィンにしろ、その由来をを断ち切って軽いお祭りにすり替えてそれを商業的なイベントにしていますが、父の日もそういう戦略で持ち上げられてはいますがいまいち盛り上がりに欠けているようです。
何しろ母の日に比べて父の日は忘れがち・・・
父の日のプレゼントの金額は?というアンケートに対して堂々の一位はゼロ円!
つまり父の日に父親にプレゼントをあげないという人がトップだという事実をもってしても明らかです。
でもお父さんは父の日にはかなり期待していますよ。
プレゼントはほしくないけど、一緒に食事をしたいとか、一緒に家でゆっくりしたいとか、一緒に旅行に出かけたいとか。
一緒に買い物に行きたいとか。肩をもんでほしいとか。
ともかく父の日ぐらいはかまってほしい!
こういう意見が大半のようです。
いかにお父さんが普段無視されているのかがよくわかるアンケート結果で胸が痛みます。
でもお父さんだって子供はかわいいんですよね。
私も親に言われたことがありますが、大きくなったら一緒に酒を飲むのが楽しみ。
こういう父親の心を理解してあげるためにも父の日ということを口実に父親と一緒に何やかややってみませんか?
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