じいじの恥ずかし体験

英語が全く話せない状態で行ったフィリピンは怖かったぜ(´-﹏-`;)

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機内から

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東南アジアはとても魅力的です。しかし危険もいっぱいです。私は知人の事業立ち上げを手伝うためにセブで一年半の間何やかややりまして結果大失敗に終わりました。その顛末を何回かに分けて書いていきたいと思います。

 

初めてのフィリピン

プロローグ

私はあの時田空港からフィリピンセブ行きの直行便に乗っていました。
次男も一緒です。
息子は当時某大企業に勤めていました。
しかし私は彼に言いました。

いつまでもサラリーマンやってる場合じゃないよ。

そして若者ならば、「夢がある新規事業に賭けてみようぜ」と。
そういって息子を乗せて、安定した仕事を辞めさせたのです。

これからは落日の日本よりは旭日の東南アジアだぜ!

昇る朝日↓

朝日

現地の実情をよく知らず、英語も全く話せない私ではありましたが、
私にはそれを成し遂げるであろう「有能な人間」?にすべてを賭けていたのでした。

どんな事業だったのか?

それに関しては、セブの日本人社会というのは狭いので詳しく書くことは控えたいです。
特定されるとまずいところがありますので。教育関連だということだけ言っておきます。
未だほそぼそとですが、その事業の残骸も残っていて働いている人たちもいます。

でも一番大きな理由は最初は派手に動いていましたが、結局わずか一年で大失敗してしまったからです。

数千万円というお金が何の事業も始まらないうちに。
「溶けて」無くなって事業そのものが立ち上がらなかったのでした。

情けないにも程があります。
恥ずかしすぎて書けないです。

ここまでおかしくなったのは私は非常に信頼していた人間がいて。
彼が窮地に陥ったのを見かねて助けようとして彼の事業に私の全財産をつぎ込んだからです。

私から見てその人は才能豊かな人でした。
過去に大きな事業を成功させたこともありました。

私は何の疑いもなく、自己保全すら考えずに彼に投資をしてしまったのです。
事業というよりは人助けのつもりでした。
だから信頼して任せたのでした。
報告の裏を取ることはしたにはしたんですが甘かったと言わざるを得ません。

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しかしまさか事業そのものが立ち上がらないなどと。
そんなことになるとは夢にも思わない私たちでした。
希望に燃え、はるか彼方に虹を見ていたのでした。

これが転落の始まりのとも知らず。
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機内にて

訳も分からずフィリピンセブ行きの飛行機に乗った私たち。日本からセブまでは4時間半の長旅です。

機内で、息子が座席の前にあるポケットに挟んであった雑誌を取り出して眺めていました。もちろん英語の雑誌です。
そしてしばらくしてから彼は私に聴いてきました。

「オヤジさ、この単語ってどういう意味?」
どれどれと私が見るとなんと・・・・・・・・
「better」という単語でした。

「お前、betterって単語知らないわけ?中学一年生でも知ってるだろう。」

びっくり!!(@_@)
そういえば息子は英語は全く出来ず勉強もしてなかったのでした。

それなのに今まで勤めていた、少しは名が売れていた大企業に入れた理由。

それはひとえに彼の人間関係能力だけだったのです。
彼は大学を卒業するときに言いました。

俺はさー面接で落ちたことは今まで全くなかったぜ!

根拠なき自信!!私とそっくりな性格!

そういうめちゃくちゃなところを見込んで私は息子を仲間に引き入れたのでした。
しかし。betterという単語さえ知らない息子を。
こんな馬鹿息子をセブの語学学校に入れて。
英語の勉強をさせたとしても果たして、大丈夫なのでしょうか。

息子はリゾートセブのイメージしかありません。
空がきれいなんだってね。
そんなことばかり言っています。

私はあまりのことに息子の顔をじっと見つめてしまいました。
セブでの事業は私が信頼していたその知人が企画していて大手とも手を組むことが決まっているということなので、有望なように思えました。
そこで私は資金を作ってそのパートナーに事業資金を渡していたのでした。

それ以外に現地での監督をするその候補者として私の息子をえらび、
息子にしては上出来の一流会社を辞めさせたのです。
今まで海外旅行すらしたことが無い息子をセブで働かせようと考えたわけです。

しかしここまで英語に親しみがないとするとどんなものなんだろう。

初めて不安がよぎりました。

しかし息子のことばかりいえません。
私も数十年も海外旅行をしたことは無くて、もちろん英語も全く話が出来ない人間です。
海外旅行の経験もほとんどありません。
いったん日本から出てしまえば右も左も分からないのです。

そういう何も知らない親子二人が、セブの空港についたとして、果たしてどうなるのか。
それは傍から見れば火を見るよりも明らかなことだったのでした。

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