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知人の個展があって遊びに行ってきました。生の卵をそのまま100個以上使ったアートでした。二週間ほど展示したあと、その玉子をオムレツにしてみんなで食べたんですが、その時に賞味期限をとっくに過ぎた玉子っていつまで食べられるんだろうと気になって調べてみることにしました。が、これが驚きの結果でした。
卵の賞味期限は?
卵を購入するときにパックに表示されている賞味期限があります。あれって卵を生で食べられる期限なんだそうです。
ただしその賞味期限は温度によって変わってくるんだそうです。なので冷蔵庫に入れておけば、実際は2ヶ月近くはもつということでした。
えっ、そんなに?と私は思ってしまいましたが皆さんご存知でしたか?
ちなみに常温で保存した場合は7~9月の暑い時期は採卵後16日以内。4~6月、10~11月の温暖な時期は採卵後25日以内。12~3月の寒い時期には採卵後57日以内。
これは卵のもちについての研究結果がありまして、それ以上では生で食べるのは危険だということだそうです。そして現在の賞味期限表示はそれを元に決めています。
ただしこの賞味期限は正常な卵の場合です。卵は意外に長く日持ちする理由は、卵が殻に守られて無菌状態で保護されているためです。簡単には腐りません。しかし殻にヒビが入っていたり一部欠けているような場合は逆にすぐにだめになります。注意が必要です。
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加熱した場合卵を食べられる期間
卵は時間が経ってしまうと仲にサルモネラ菌が繁殖してきます。そうなると腐りはしないものの生で食べるのは危険になります。しかし、加熱してしまえばサルモネラ菌は死滅しますので、卵を食べることは可能です。卵はなかなか腐らないものです。冷蔵庫に入れておけば半年以上も腐らないんだそうです。腐ってしまえば加熱しても食べられませんが、そうでなければじゅうぶん食べられるということです。とはいえあまり長く放置しておいた卵を食べるのは心配です。目安としては賞味期限後一ヶ月ぐらいまでは大丈夫ということです。
ただし半熟玉子の場合は賞味期限内に調理するようにするのが無難です。火が通っていない部分ではバイキンは死なないですから。サルモネラ菌の食中毒は怖いです。ですから東南アジアでは生卵を食べる習慣は皆無ですし、レストランで食べるオムレツなども悲しくなるほど火を通してパサパサにして出てきます。その点日本は恵まれています。しかしいかに日本の食材が安心とはいえ、半熟目玉焼きとか、親子丼とか、そういうものを古い卵で作るのはやめたほうが良いでしょう。
まとめ
卵は古くなると危ないというイメージがあった私ですが、意外と日持ちがするのに驚きました。更に賞味期限を過ぎたとしても腐らない限りは加熱をしっかりしさえすれば食べられるんですね。賞味期限が切れたからと言ってすぐに捨てる主婦の方も多いですが、もったいない話です。ただしそれは割れていなければ、という前提ですので、卵が割れてないかのチェックは重要です。ヒビが入っている場合にはすぐに調理をしてしまうか、危ないと思ったら捨てる必要があります。
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